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宮前区 意見広告

公開日:2026.01.01

県議会議員(自民党)持田文男 新春県政報告
地道に駆け抜ける一年に
新年の展望を語る

―まずは昨年の振り返りをお願いします

 持田―憲政史上初の女性首相が誕生し、全国で熊の出没と人身被害が過去最悪のペースで急増しました。ノーベル賞では、日本の基礎研究の底力を世界に改めて示しました。大規模な道路陥没事故が発生するなど、県内の老朽化したインフラへ警鐘を鳴らす衝撃的な出来事もありました。

―神奈川の道路整備について教えてください

 持田―神奈川県は、深刻な交通渋滞の解消と老朽化対策に全力を挙げています。新東名高速道路の一部区間や、横浜港と直結する横浜北線・北西線が開通したことで、物流の効率化や観光振興に大きな効果が現れています。一方で、依然として残る未開通区間の整備や、建設後50年を経過する施設の老朽化対策、さらには大規模地震への対応力強化が求められています。特に川崎市民にとって重要な「川崎縦貫道路」を含むネットワーク整備は、広域的な移動性の向上だけでなく、災害時の孤立回避や緊急輸送路の確保といった防災面で極めて大きな意義を持ちます。

―国際園芸博覧会の取り組みはいかがですか

 持田―2027年3月19日から旧上瀬谷通信施設で開催される「GREEN×EXPO 2027」に向け、準備を加速させています。「一人ひとりのいのちが輝く」をテーマに、屋外庭園や屋内展示を展開する予定です。9月には会長を務める「みどりの会」のメンバーと勉強会を行い、上瀬谷を視察。大阪・関西万博にも行ってきました。「大屋根リング」のような暑熱対策やバリアフリー対策を痛感し、議会を通じて検討しています。オリジナルミュージカルの制作検討など、子どもたちが楽しめるコンテンツ作りと機運醸成にも注力しています。

―物価高が県民の生活を圧迫しています

 持田―県は一般会計で総額504億8900万円を12月補正予算案に追加しました。そのうち物価高騰対策に約266億4300万円を計上しました。今回の予算案は、キャッシュレスポイント還元やLPガス料金の販売事業者への支援金を通じて利用料金が値引きされる仕組みなど、長引く物価高騰から県民の暮らしと事業者の経営を守るための強力な支援策が盛り込まれました。

―川崎北高校の改修工事について教えてください

 持田―同校は1974年に開校し、校舎の耐震補強と老朽化対策工事が進められています。約10年前に歩道橋の取り壊しが計画されましたが、通学路の安全性向上のため、地域の議員として建替を主張した経緯があります。2024年12月から着工したこの工事は、今月末の完成を目指して進行しています。

―馬絹交番が移転すると聞きました

 持田―交番は減らす傾向にありますが、明治22年に設置された歴史ある馬絹交番を残そうと、旧246号沿いから馬絹交差点に移転し、3月末から稼働します。新交番は抑止力も期待され、女性対応設備を備えた安全・安心の拠り所となる機能を有しています。

―今年の抱負をお願いします

 持田―議員生活30年の経験を生かし、地に足をつけ、午年、軽やかに川崎・神奈川の発展のため努力してまいります。

神奈川県議会議員 持田文男

川崎市宮前区宮前平1-8-2

TEL:044-857-2301

http://f-mochida.com/

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