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宮前区 意見広告

公開日:2026.01.09

市政報告Vol.55
局地的かつ短時間大雨に対する保育園のお迎え要請について!
川崎市議会議員 矢沢たかお

 11月26日から12月22日までの27日間の会期で、令和7年第4回川崎市議会定例会が開催されました。一般質問したテーマの中から、今回は「局地的及び短時間大雨への対応について」ご報告いたします。

 近年、全国各地で「ゲリラ豪雨」が猛威を振るっています。本年9月には、川崎市内(特に宮前区・高津区・中原区)で記録的な短時間大雨が降り、道路冠水や浸水被害が発生しました。こうした局地的大雨への対応が急務となる中、一般質問において、「保育園のお迎え基準」の不備を指摘し、市の柔軟な対応を強く求めました。

危機に直面した現場の苦悩

 9月の大雨の際、浸水リスクのあるエリアの保育園では、浸水や冠水の予兆を感じ取り、園児の安全を最優先に考え「早めのお迎え要請」を検討していました。市側に相談したところ「市の防災ポータルサイトで警戒レベル4以上が出ていないため、お迎え要請の対象にはならない」という回答を得ました。同時刻、小中学校では各校の判断で49校が保護者への引き渡しを実施していました。歩行が困難な乳幼児を預かる保育園において、この対応の差はあまりに危険であり、現場からは「このままでは命が守れない」という切実な声が上がっています。

一律の基準が招く二次被害のリスク

 現在の市の運用は、全市一律の避難指示が出るまで待つという硬直化したものです。しかし、局地的な豪雨は刻一刻と状況が変わります。「道路冠水が始まってからでは保護者が園にたどり着けない」「鉄道の遅延によりお迎えが深夜に及ぶリスクがある」「避難指示を待っていては園児を連れての移動が不可能になる」。これら「帰宅困難」や「避難遅延」を防ぐためには、気象庁の雨量予測や周辺の浸水状況に基づいた、現場主導の迅速な判断が不可欠です。

「命」を最優先にする運用改善へ

 私は議会で「各園が置かれた災害リスクに応じ、子どもの安全を最優先に施設側判断に一定の柔軟性を持たせるよう、ルールを改めるべき」と提案。これに対し市側は、現在の基準の課題を認め、今後の対応を検討すると答弁しました。「就労支援」も保育園の大切な役割ですが、それは「命の安全」という土台があってこそ成立します。ゲリラ豪雨という新しい脅威に対し、古い基準に縛られず、現場が柔軟に動ける体制を整えるため、これからも全力で取り組んでまいります。

矢沢たかお

宮前区初山1-20-12

TEL:044-976-2727

https://yazawa-t.jp/

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