宮前区 経済
公開日:2026.10.09
宮前区基準地価 依然「上昇傾向」続く 変動率マイナスはゼロ
神奈川県は先ごろ、土地取引の指標とされる「県内基準地価」(7月1日時点)を発表した。宮前区の調査対象は住宅地13地点と商業地4地点で、1平方メートルあたりの全用途の平均価格は38万3100円。平均変動率はプラス5・0%と、引き続き上昇傾向をみせており、住宅地、商業地ともにおおむね堅調に推移している。
地価の状況を用途区分別にみると、住宅地では、川崎市の平均変動率がプラス4・3%(前年同4・4%)に対し、宮前区はプラス4・5%(前年同4・4%)。区内の調査地点では「小台2丁目23番10外」がプラス8・0%で最高上昇率となり、価格のトップは「鷺沼1丁目15番13」の57万円、次いで小台2丁目の地点が53万8000円だった。
一方、商業地は川崎市の平均変動率がプラス9・1%(前年同9・2%)だったのに対し、宮前区はプラス6・8%(前年同率)。商業地では「宮崎2丁目10番9外」と「宮前平1丁目10番13外」のプラス8・9%が最も高い上昇率となっており、価格では宮前平1丁目の地点が89万3000円で最も高く、宮崎2丁目の地点が83万2000円で続いた。
住宅地2地点が県内上位
今回の調査地点のうち宮前区内でマイナスの変動率となった箇所はゼロ。区内住宅地で価格が最も高かった鷺沼1丁目の地点は、県内価格の上位6番目、2番目に高かった小台2丁目の地点は県内上位10番目の価格だった。
堅調の要因は交通利便性の高さ
川崎市内全域における住宅地の概況について県は「都内との価格差や人口増加等を背景に、交通利便性が高い各駅徒歩圏を中心に需要が堅調で、継続して上昇が見られた。起伏のある地勢やバス圏においても、駅徒歩圏の上昇が波及し、継続して上昇が見られた」などとコメント。さらに商業地については「川崎駅や川崎市役所本庁舎に近い地域ではオフィスや店舗等の需要を背景に、川崎駅徒歩圏で上層階を共同住宅として利用可能な地域では旺盛な住宅需要を背景に、継続して強い上昇が見られた」と分析している。
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