高津区 人物風土記
公開日:2012.10.12
シンガーソングライターとして活躍し、「多文化フェスタみぞのくち」に毎年出演している
いわさき きょうこさん
東京都内在住 31歳
「音楽で一体感つくりたい」
○…各国文化への理解を深める「多文化フェスタみぞのくち」(同フェスタ実行委員会・中村ノーマン委員長)に2005年から毎年出演。このフェスタのテーマ曲「花のように」を作詞作曲した。今年5月、同曲を含むミニアルバム「花のように」をリリース。10月20日(土)開催の同フェスタでも歌声を披露する。「(価値観の違う人同士が)互いを知る良い機会。歌に込めた思いが人に伝わった瞬間はしびれるほど嬉しい」
○…東京都出身。音楽に魅せられたのは中学2年のときだった。友人とともに初めて大勢の人前で歌を披露。持ち前の美声で、聴衆からの大喝采を浴びた。「楽しくてゾクゾクした。ほかでは経験できない感動だった」。高校卒業と同時に友人4人とともに音楽グループ「メモリーズ」を結成。JR武蔵溝ノ口駅前に立ち、行き交う人々を前に路上ライブを続けた。「溝口は音楽活動の出発点になった街。懐かしさを感じる」
○…2000年に結成した2人組ユニット「ピコマコ」で、2003年にメジャーデビュー。翌年からはソロ活動を始め、現在はシンガーソングライターとして各地でライブを開催している。また、ラジオCM向けの音楽も作曲。舞台演劇の劇中曲も手掛け、自らもキーボード演奏で出演するなど活動の幅を広げている。休日には山登りなどを楽しむ。「自然の中で歌詞や曲を創作するのが好き。とても集中できるし、都会の街で作った作品とは『色が違う』歌が書ける」
○…尊敬する詩人を尋ねると「谷川俊太郎」と即答。作詞する上で発想が感化されるからと、学生時代から谷川氏の詩集を愛読している。「創作に迷うと詩集を読む。いつか音楽を通じて谷川さんとコラボしたい」。夢を語る口元にふっと笑みが浮かぶ。多文化フェスタでは毎回、音楽で多くの人の心を結び付けている。「『花のように』を会場の皆と歌いたい。たくさんの人との一体感を持てるから」
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