第35回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の神奈川県予選会が2月10日、横浜国際プールで行われ、市内にスイミングスクールを構えるNECグリーンスイミングクラブ(NECGSC)から選手が出場。溝の口(高津区久本)所属選手が短水路(25m)リレー2種目で日本高校新記録を樹立した。
全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会は、将来の水泳界を引っ張る18歳以下の若手選手が多数出場する大会で、今年の春季本大会は3月下旬に、新潟県長岡市で開催される。
神奈川県予選で短水路日本高校新を記録したのはNECGSC溝の口チームで出場した男子200mメドレーリレーと女子200mフリーリレーの2種目。
男子メドレーでは、岩田哲也選手(背泳ぎ/高3)、田村光洋選手(平泳ぎ/高3)片山瑞貴選手(バタフライ/高1)、佐藤俊也選手(自由形/高3)が出場。1分39秒72のタイムをたたき出し、従来の記録を0秒61更新した。
女子フリーでは、西尾奈那子選手(高2)、渡辺真希選手(高1)、井上真綾選手(高3)、瀧口真帆選手(高3)が息の合ったリレーを見せ、1分43秒67を記録。2010年5月から続く高校記録を0秒52上回った。
3月の本大会へ意欲
短水路200m自由形で日本高校記録を持ち、女子リレーのアンカーを務めた瀧口選手は「個人の目標タイムは出せなかったけど、みんなが頑張って記録を出せてとても嬉しい。3月の本大会は高校生最後のレース。チームのために全力で頑張りたい」と力強く話した。
同クラブで指導する河合大輔コーチは「日本記録を出す自信があった。試合前は毎日リレーの引継ぎ練習を行い、チームワークを高めていた」と話し、「力を付けている3年生がチームを引っ張り、高校卒業間近に新記録を出せたのは良かった」と喜びを表した。
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