高津区 社会
公開日:2013.06.14
連載㉚「町内会・自治会の震災対策」
千年新町町内会
「助け合いが町内会の使命」
「まずは、どんなことをしても自分の身は自分で守らなければならない。それができてから、近所の人を守るのが大事」。橘地区連絡協議会の副会長も務める、千年新町町内会の小島恵一会長は力強く語る。
災害時には近所同士が力を合わせ、互いに助け合う。それが「町内会の使命」と考える。いざというときに助け合うためには「日ごろからのコミュニケーションが大切です」と話す。
災害に備え、昨年は、集会所の側にある備蓄倉庫に消火ホース、発電機、ワークライトなどの照明器具等を新たに追加。さらに今年度中には、もう一つ倉庫の設置を計画するなど備えに余念がない。
今後の課題は「地域の防災力の向上」と「町内会役員の高齢化」。若い世代にも自主防災意識を高めてもらいたいと「これからは、子ども会や婦人部などが、それぞれ主催して訓練を開くようになってほしい」と期待している。
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