一般財団法人・川崎市まちづくり公社が運営する住まいの相談窓口「ハウジングサロン」が4月5日、溝口駅前に移転オープンする。これまで市内3カ所で対応していた窓口を集約。市民が利用しやすい環境を整え、増加するマンションの相談などに専門家が対応する。
川崎市まちづくり公社は、公益事業として住まいの無料相談を実施している。これまでハウジングサロン(川崎区)、住宅相談コーナー(高津区)、マンション相談コーナー(中原区)の3カ所で対応していたが、「窓口や電話番号がバラバラで分かりにくい」「駅から遠い」「場所が狭い」「平日は利用しづらい」などの課題があった。
同公社によると、市民からの住まいの相談は増加傾向にあり、川崎市からも「市民が利用しやすい環境を整えてほしい」との要請があったという。
移転先は溝口駅前にある同公社が所有するビル(高津区溝口1の6の1クレール溝口)の2階。4月5日から業務を開始する。
相談を受け付けるのは、マンション管理相談と住宅相談。予約制。マンション管理相談は火曜日、木曜日、土曜日の週3日。住宅相談は火曜日と土曜日の週2日。いずれも午前10時〜正午、午後1時〜4時。マンション管理士、一級建築士が相談に応じる。
マンション相談が増加
同公社の担当者は「川崎市内の住宅は半分以上がマンションとなり、マンション関連の相談が多数を占める」と話す。特に管理面での相談が多く、総会・理事会の運営方法、管理規約の改定、大規模修繕工事の進め方、管理会社とのトラブルなどの相談が多いという。
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