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高津物語 連載第九九七回「影向寺縁起」

掲載号:2017年5月26日号

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木造薬師如来両脇侍像(川崎市古代川崎発見ガイドマップより引用)
木造薬師如来両脇侍像(川崎市古代川崎発見ガイドマップより引用)

 『影光寺縁起』は、影向寺が「聖武天皇の夢のお告げで創建された」と記したきわめて貴重な縁起である。

  新御願寺東大寺

  「影向寺」創建

  ―天正十三年正月

 右大臣橘諸兄及橘大野原住参議奉幣使大野東人、立花の里に来り、東薬師寺を改め医王山月光院東薬師寺とし、宮前平に存せし橘氏建立の野川根本道場を養護寺と改め、養護寺に、薬師三尊、十二神将を改めて安置、七堂伽藍の大寺を建立、宮内に存せし東薬師寺(川原寺)を奥の院とす。

 かくて、養護寺と橘樹郡衛(影向寺台)ができた。

 別の縁起―春日新宮及東薬師寺の建立(略縁起、体内銘文、町誌)―

  天平十年六月五日、

 聖武天皇娘、安部内親王(後の孝謙天皇)重病となり、大和の春日宮にて祈祷す。

 神宣により勅使太宰少弐藤原広嗣、橘宮に来たりて、天社春日明神に祈願す。

 帰りて、その荒廃を上奉す。

 内親王、病癒しにより、天平十二年新たに橘御宅内店屋の春日宮建造物を橘宮の中、養護寺奥の院当方隣に移し、拝殿等を造築春日新宮となる。

 併せて、奥の院に、薬師三尊、十二神将を安置、行基僧正を開山とする、春日山医王院東薬師寺を建立、報謝す。

縁起―副伝

天平十戌寅年、

聖武天皇奉幣使、 

太宰少弐藤原広嗣、

立花の里に来り、玉川川原寺より玉の霊石を、

有馬より不動の霊泉を

帝に捧ぐ(霊泉は誠の泉と称し宮中施薬院に常備)

天平十二年立花の宮内に

春日新宮造営

大和春日宮より勘請

有馬に西明寺を建立

之即ち安部内親王

病気平癒の報謝なり
 

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