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新栽培アスパラが初出荷 市・JA「ブランド化に期待」

経済

掲載号:2018年4月6日号

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 麻生区黒川地区で新しい栽培方法で育てたアスパラガスが初収穫を迎えた。高付加価値生産物として期待され、3月中旬からJAセレサ川崎「セレサモス麻生店」の店頭に並んでいる。

 アスパラガスは一般的に栽培が難しいとされて、定植から収穫まで通常3年かかる。新栽培方法は「採りっきり栽培」と呼ばれるもので明治大学農学部の元木悟准教授らが開発。工程は1年に短縮され、初年度に株を養成すると翌春に全て収穫(採りきる)できる。

 川崎市は都市農業を活性化するため農商工連携事業を実施しており、高い付加価値が期待できるアスパラガスの採りっきり栽培に試験的に取り組んでいる。麻生区黒川の17件の農家が協力し、昨年3月に3500株のアスパラガスを植えた。

 栽培に挑戦する農家の一人、梅沢正廣さん(67)はこの春に初収穫を迎えた。梅沢さんは1日に約1kg(50本ほど)を収穫し、1本25cmくらいの大きさ3本を300円で販売している。5月中旬まで収穫できる見通しだ。「無事に収穫を迎えることができてほっとしている。栽培には手ごたえを感じているので、あとは売れてくれれば」と話す。

 JAセレサ川崎の原修一代表理事組合長は「まるで北海道で採れたよう。柔らかく歯ごたえもあり、味がしっかりしている。川崎の新しい名物になる」とブランド化に期待を寄せた。現在、セレサモス麻生店で販売。同JAは宮前店でも販売したい、としている。

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