高津区版 掲載号:2019年2月8日号
  • LINE
  • hatena

今日8日から高津区内で作品展を行う「かわさき七和会」の会長を務める 大島 定男さん 上作延在住 89歳

障害乗り越え手にした「自立」

 ○…脳血管疾患などの後遺症で後天的に障害を抱える事となった人や、その家族が集い、共に切磋琢磨しながらリハビリなどに取り組む「かわさき七和会」。高津区をはじめ市内7区の支部に属する約170人のメンバーを束ねるリーダーは「各支部を取り纏める役員や、副会長には本当に感謝しています」と話す。

 ○…自身も65歳の時に脳卒中を発症。それまではベテランの工場長としてバリバリ仕事をこなし、詩吟も嗜むなど謳歌していた暮らしぶりは一転した。後遺症として歩行等にハンディを抱える2級障害者となってからの日常は「これまでと全く異なる人生」といった様相。それでも「とにかく他人に迷惑を掛けずに自立したい!の一心でしたね」と当時を振り返る。

 ○…自ら高い志を胸に機能訓練マシンを備えたデイサービスへ精力的に通うなどする一方、同じような境遇の人達が集う「あおぞら会」(かわさき七和会の高津区支部)の存在を知り、仲間との助け合いや、刺激を受けながらのリハビリの高い効果、さらにはコミュニティづくりの楽しさなどを痛感。「会の活動に自分の生きる道を見出しましたね」と笑顔で語る。その後、あおぞら会の会長を兼務しつつかわさき七和会の会長に就いて約15年。強いリーダーシップを発揮する訳ではなく、自立に繋がるちょっとした取り組みも貪欲に実践したり、会報づくりを買って出たりと「率先垂範」の姿勢を今も貫いている。

 ○…卒寿(90歳)も間近となり、健常者でさえも足腰がおぼつかなくなるケースも珍しくない中、脳卒中という大病を乗り越え、今でも月1回の役員会議に、車いすにさえ乗らずに参加する。それは障害に決して屈せず、弛まぬ努力の積み重ねと向上心で手に入れた「自立した日常」に違いない。

高津区版の人物風土記最新6件

五味 秀二さん

溝ノ口駅前商店街振興組合の専務理事として地域の賑わいを支え続けた

五味 秀二さん

2月15日号

浦野 雄平さん

箱根駅伝の5区で区間新を記録した

浦野 雄平さん

2月1日号

林 孝行さん

久地西町自治会の会長で、「第31回市自治功労賞」を受賞した

林 孝行さん

1月25日号

宝生 麻佑さん

ご当地アイドル「川崎純情小町☆」の正規メンバーとなり高津区を担当する

宝生 麻佑さん

1月18日号

三原 一晃さん

横浜DeNAベイスターズの球団代表でチーム編成の最高責任者として舵を取る

三原 一晃さん

1月11日号

大澤 淳一さん

川崎青年会議所の理事長に就任した

大澤 淳一さん

1月4日号

(公社)神奈川県薬剤師会

2/15(金)「くすりと健康相談薬局」県下一斉相談日。認定薬局はHPで。

https://www.kpa.or.jp/for-all/002-activity/21511/

<PR>

高津区版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

  • 5月4日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 高津物語

    連載第一〇八三回「慰霊碑について」

    高津物語

    2月15日号

  • 高津物語

    連載第一〇八二回「日本河川協会」

    高津物語

    2月8日号

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年2月15日号

お問い合わせ

外部リンク