6月に開催される第34回全国選抜ゲートボール大会(公益社団法人日本ゲートボール連合主催)に、区内で活動するチーム「高津」(男子)が出場する。昨年行われた県予選で優勝し出場権を獲得。全国選抜大会に区内のチームが出場するのは15年ぶり。同チームは初の予選突破を目指す。
ゲートボールは5人1組、2チームで対戦する団体競技。1試合30分、3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てて得点を競う。
全国大会へ出場するのは、高津区ゲートボール協会などに所属する譜久山勇人さん(30)、三堀忠さん(75)、中村久之さん(73)、岩崎勝一さん(72)、鈴木悠さん(32)。
メンバーのひとりで、15年前の全国大会に出場している三堀さんは「横浜が強くてなかなか勝てなかった。キャプテンの譜久山君の作戦とチーム力の成果。やっと全国へ出場できる」と喜びを噛みしめる。
同協会で理事長を務める横山邦子さん(74)は「ゲートボールはひとりの技術が突出していても勝てない。一打のミスが勝敗を左右するもの。チーム全員のタッチ技術が重要」という。
日曜自主練で技術磨く
その技術を磨くのは、橘公園で毎週水曜日に行う同協会の講習会と毎週日曜日に行うチーム練習。講習会は午前中、日曜日の練習は、朝8時から午後3時頃まで、弁当持参で行っている。
三堀さんは「もう少し上を目指したいって、自然と始まったもの。以前は夕方までやっていたんだ。練習は全く飽きないね」と話す。練習は10年以上続けている。
さらに「いかにボールを有利に進めるかがカギ」と、キャプテン譜久山さんの作戦へ信頼を置いているという。「キャプテンは120%信頼している。5人のチームプレーで、前回叶わなかった予選突破を目指したい」と抱負を語った。
全国大会は6月1日、2日に新潟県燕市で行われる。予選を勝ち上がった男女各48チームが出場し日本一を競う。
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