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たかつ生き物探検隊 準・絶滅危惧種を発見 専門家「見かけるのは珍しい」

文化

掲載号:2019年10月11日号

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10分間の虫捕りを行う児童たち
10分間の虫捕りを行う児童たち

 専門家と一緒に津田山の緑ヶ丘霊園内の森を観察し生き物探しなどを行う小学生向け講座「たかつ生き物探検隊」が9月29日に行われ、県の準絶滅危惧種に指定される「ムネアカセンチコガネ」が発見された。講師の小林範和さん(鶴見川流域ネットワーク)は「他の仲間に聞いても数年ぶりに見るという珍しい昆虫」と話す。

 ムネアカセンチコガネはゴルフ場、芝生、放牧地に生息し、成虫は地面に穴を掘り、潜り、夕方に飛翔する。県内各地に広く分布するが「減少が目立つ」とされ、県の準絶滅危惧種に指定される(神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006より)。

 講師の小林範和さんは区内のさまざまな生態を学ぶイベントの講師として参加している。小林さんは「ムネアカセンチコガネを発見したのは初めて」と驚く。

 今年探検隊に参加したのは児童8人、保護者7人。高津区の地形図と立体模型を用いて地形と流域の関係について学んだあと、網とケースを持ち、10分間生き物採取を行った。

 この日、霊園内で採取した生物は26種類。中には東京都絶滅危惧II類に指定される生物「ショウリョウバッタモドキ」も確認した。小林さんは「珍しいですが、実は例年採取している虫。今年も見つけたね、という生存確認に近い」と解説する。

 ムネアカセンチコガネを採取したのは児童だったという。小林さんは「子どもは目がよく、目線が低いこともそうだが、見つけるセンサーの感度が高い。大人より見つける能力があるのでは」と太鼓判を押した。

 神奈川県レッドデータ生物報告書とは県立生命の星地球博物館が作成している。準絶滅危惧種とは、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」とされている。

発見された「ムネアカセンチコガネ」
発見された「ムネアカセンチコガネ」

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