高津区(高梨憲爾区長)とイトーヨーカドー溝ノ口店(竹井浩樹店長)が11月25日、区の情報発信などで協力する協定を結んだ。今後、同店舗内で区の情報発信、イベントを行っていく。区は「より地域に近い場所で発信することで区の情報に関心を持ってもらえれば」と期待を寄せる。
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協定は、店舗側の店舗内の空きスペースの活用と区側の情報発信の場を増やし、地域活性、交流促進、利便性向上を図ることが狙い。以前から連携の話はあったが、同店が今年9月の区民車座集会に参加したことを機に、区と具体的に話が進んだ。
連携・協力内容は、店舗2階にチラシを置く「高津区のお知らせコーナー」の設置、催事場などの店舗内スペースを活用した区の交流イベントや区民出張サービスの実施などを行っていく。
連携や協力する内容は地域情報の発信、地域活性化、高齢者・障害者支援、買い物しやすい環境づくり、交流の場づくり、区民の利便性向上に関することなど。
現在、12月と1月に出張型マイナンバーカード申請キャンペーンを実施する。区の担当者は「区役所まで来てもらう不便さもある。買い物ついでなど、情報を手に取りやすい場所での発信や交流イベントで地域に関わる機会を増やしていければ」と話す。
「区民の利便性向上を」
協定締結を記念し11月25日、区は、同店の3階催事場で高津公園体操の体験会を実施し、高梨区長や竹井店長、地域住民が参加した。区は今後、月1回ほどイベントなどを開催していく予定。
高梨区長は「この協定を契機として、地域の活性化や区民の皆さまの利便性向上につながる取り組みを、より一層促進していきたい」と話す。
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