区内・溝口エリアを主な舞台としたギャグ漫画「天体戦士サンレッド」のスピンオフ(外伝)作品「天体戦士サンレッドN」が1月17日に出版された。地域密着を強く打ち出し人気を博した名作の復活だけに各方面での関心も高く、地元書店で予定されている作者・くぼたまこと氏のサイン会も瞬く間に参加定員に達するなど、その人気の健在ぶりを証明している。
作者も高津にゆかり
この作品の本編は2004年から10年間「ヤングガンガン」(スクウェアエニックス出版)で連載。アニメ化もされている。作者のくぼたさんは、久地駅付近などに住んでいたことがあり、作中には溝口駅周辺や多摩川の土手などが登場する。過去には行政と連携し、主要キャラクターが高津区の魅力PRに協力するなど”地域密着型漫画”として広く親しまれてきた。
「地元ネタ」今作も
約5年ぶりとなる新作「天体戦士サンレッドN」の出版に際しては、「川崎市をはじめとする神奈川県のさらなる活性化を目指す」という壮大な目標を掲げ昨年夏、作者自らが出資を募る「クラウドファンディング」という手法を採用。目標金額120万円に対し、1400万円もの資金が集まり、関心の高さを感じさせていた。
サンレッドの世界観をもう一度広めるべく単行本化されたスピンオフ作品だけに、その地域密着ぶりは健在。高津区民であれば多くの人が知っている、溝口界隈にある極めて限定的なスポットを舞台としており、地元色に富んだ設定とネタが、今作でも随所に散りばめられている。
サイン会も即満員に
高津区屈指の人気ヒーロー「サンレッド」の凱旋となった1月17日の発売当日、特設売り場を設けた区内の書店では担当者が驚愕する程、コミック部門で突出した売上げを記録するなど面目躍如といった様子。さらに作者によるサイン会への参加希望者も殺到。瞬く間に定員に達し募集が打ち切られるなど、改めてその人気を見せつける格好となっている。
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