区内・坂戸にある「ホテルKSP」の川田哲也代表取締役社長が5月18日、新百合ケ丘総合病院(麻生区/笹沼仁一院長)を訪れ、シャワーキャップ300個を寄贈した。これは昨今、医療現場で不足している「手術用防疫キャップ」の代替品として役立ててもらおうというもの。川田社長は今後も支援の輪を拡げるべく尽力する方針を打ち出している。
慢性不足の一助に
今回のシャワーキャップ寄贈は、新百合ケ丘総合病院の関係者などから「最近、手術用の防疫キャップが不足している」「代替品でも構わない」というSOSをキャッチ。自身社長を務めるホテルの利用客向け備品を提供する事を思い立ち、実現したもの。
寄贈当日、新百合ケ丘総合病院を訪れた川田社長は「こういう使い方もできるのかと驚いた。できる限りをお持ちしたので、少しでも役に立ててもらえれば」とシャワーキャップを手渡すと、同院の笹沼院長は「ぎりぎりの所で頑張っていたのでありがたい。少しずつ良い方向に向かっている。このまま終息に向かうよう取り組んでいく」と話していた。
また川田社長は「支援の輪が少しでも広がれば。市内のホテル連絡会にも話をあげたい」とも語り、引き続きの同様の支援を継続していく意向を示している。
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