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高津区版 公開:2020年12月18日 エリアトップへ

高津警察署への抗菌・抗ウイルス対策を無償で行い、感謝状が贈られた 伊藤 博幸さん 溝口在勤 48歳

公開:2020年12月18日

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行動で示す「地域への愛着」

 ○…ポスターやウェブサイトといった企業の販促に役立つ媒体の企画や制作を行う会社を地元に立ち上げ今年でちょうど20年。地域密着の経営方針を貫きながら着実にネットワークを拡げ、高津区の「区民祭」では事務局を担当。民間と行政の橋渡し役として活躍するなど地域を盛り上げる重責を担っている。

 ○…高校卒業後、大学進学せず社会人としての道へ。市内の設備会社へ入社し配管設備の設計などに従事「当時は川崎市内の水道局を駆けずり回ってましたね」とニッコリ。その後は「海ほたる」や各地の浄水場の施工に携わり、管理のみならず現場リーダー格として作業にあたるなど辣腕を振るってきた。

 ○…こうしたキャリアを活かし、現在の会社でも住宅の安全や安心対策を提案する事業部を立ち上げ、軌道に乗りつつあったところに昨今の「コロナ禍」が。元々、この事業部で扱っていた抗菌・抗菌の対策が注目され始めていた事もあり、これを「何とか高津区のために」と思案を巡らせ公共施設への無料施工を思いついたのだとか。「今年は区民祭も中止になって、時間にも少し余裕がありましたしね」と謙遜するが、自身の地域への想いと、持っているスキルを瞬く間に組み合せ、行動に移すスピード感はそうそう真似できそうにはない。

 ○…高津スポーツセンターなどに続き無償施工の現場となったのは高津警察署。2度目のクラスターを防ぐべく奮闘する同署にとって地元企業からの申し出はさぞかし心強く、感謝状の贈呈セレモニーの場でも警察関係者からの賛辞が相次いだ。だが現状に満足せず「他の地元公共施設などにも提案していければ」とさらなる貢献策を口にする表情には、強い地域への愛着が感じられた。

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