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高津区子ども会連合会 70年の節目、一冊に 故・新井連盟長の思い継ぎ

コミュニティ社会

掲載号:2021年7月2日号

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記念誌を手にする石橋会長、藤原さん、須藤さん(左から、アキプリント社で)
記念誌を手にする石橋会長、藤原さん、須藤さん(左から、アキプリント社で)

 高津区子ども会連合会(石橋明彦会長)の創立70周年記念誌がこのほど完成した。昨年11月に亡くなった川崎市子ども会連盟・新井久三連盟長(同連合会前会長)の思いを引き継ぎ、事業委員長の藤原忠興さんらが中心となり前作からの10年間の記録を一冊にまとめた。

 記念誌は各方面からの祝辞から始まり、区内小学校長やこども文化センター館長からのメッセージ、少年消防クラブなど各関係団体や子ども会の活動が写真とともに紹介されている。子どもたちの声も多く掲載されており、生き生きとした活動が感じ取れる内容になった。表紙の絵は佐々木小雪さん(小4・久地西町ドリーム子ども会)、藤田彩月さん(中1・上作延町会子ども会)が担当。表紙のデザインを担当したのは、前回の60周年記念誌でイラストを描いた、子ども会OGの瀧谷はるかさん。現在は大学でグラフィックデザインを学んでおり、依頼を快諾したという。

 編集に携わった広報委員長の須藤かおりさんは「会員数の低迷が課題とされている中、どんな活動をしているか周知するために、『読んでもらえるもの』にしなければならなかった。多くの人が関わるような誌面になるよう心掛けた」と振り返る。石橋会長は「多くの協力により完成できた。子ども会の取り組みが手に取るようにわかる内容の濃いものになった」と話す。記念誌は区役所やこども文化センターで閲覧できるようになる予定。

悲しみ乗り越え

 記念誌制作が決定したのは昨年6月。内容を検討していた11月、中心人物として動いていた新井連盟長が急逝した。30年来の付き合いでもある藤原さんは「70周年事業を大きな仕事として人一倍動いていた。だからこそ、思いを引き継ぎたかった」と悲しみを乗り越え、作業に励んだ。一時中断していた編集作業は年末から再開され、3月から急ピッチで進み、6月に完成。表紙を子どもに描いてもらうこと、地域の仲間を紹介すること、何よりも子どもたちの声をたくさんのせること。「地域に根ざす子ども会」が口癖だった新井連盟長が大切に考えていたことは、委員会のメンバーが引き継ぎ、実現させた。

 完成した記念誌を見たら、何と言うだろうか。「冗談めかして『もうちょっと地味でも良かったんじゃないか』なんて言うだろうなあ。そういう人だった」と藤原さんは思いを込めた。

新井連盟長=2020年1月
新井連盟長=2020年1月

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