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北海道美唄市のアンテナショップを自社敷地内に新たに設けた 大山 隆久さん 久地勤務 52歳

掲載号:2021年9月10日号

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「成立、発展させる事が大切」

 ○…チョークをはじめとする文房具・事務用品の製造販売を行う地元企業「日本理化学工業株式会社」の4代目。障害者の雇用に力を入れていることでも全国的に名を馳せる同社の先代・泰弘氏は、こうしたハンデを抱える人の職場確保などに取り組む中小企業の経営者にとってカリスマ的存在。「当時は父に負けたくない一心でしたね」と若き日々を振り返る。

 ○…42歳で社長に就任。トップの立場となり父の仕事を理解できるようになったのだとか。「障害のある人を雇うためには、一人の職人を育て上げるくらいの覚悟が必要なんですよ」と話し、当事者の心境を吐露する。それでも「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に言えるシンプルな生き様などには時に大きく感化されるのだとか。「仕事は教える立場ですが、人としては教わる立場なんですよ」とニッコリと笑顔で語る。

 ○…同社の従業員は、川崎と、北海道美唄市に構える2つの工場あわせて91人。そのうち64人が知的障害等を抱えながらチョークの製造作業などに従事する。入社前に3回の実習を行い、作業の適正などを見極めてから採用するのが社風。職場とのミスマッチがなくなり、さらに生産効率も向上。川崎工場では現在、1日12万本ものチョーク製造実績を誇る。障害者雇用のモデルケースとも称される各種取組みも「(それらを)成立させて、発展させる事が大切」と気を引き締める。

 ○…福祉に手厚い事で知られる美唄市には、現地からの誘致もあり1967年に工場を設立した。もうじき開設する新しいアンテナショップは、そんな美唄工場の存在をアピールしつつ、苦境に喘ぐ北海道の経済発展に貢献したい、といった強い願いが込められているに違いない。

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