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公開日:2022.10.21

アートと交流の拠点
「にこぷら新地」8周年
節目祝う懇親会に30人

  • 利用者などが一堂に会した懇親会の様子

  • 過去に好評を博した「利き酒」

東急田園都市線「二子新地駅」高架下スペースを活用したコミュニティ施設「にこぷら新地」(二子2の6の47/【電話】044・712・5440)が開所8年を迎えた。10月15日には利用者など約30人が集い、親交を深めると共に今後の新企画等も話し合った。

 この施設は東急電鉄の複々線化工事事業に伴い2014年に開設されたもの。「アート×コミュニティ」をテーマに、貸しスペースで各種講座が開かれるなど、地域交流の場として広く活用されている。管理運営を手掛けるのは地域住民を中心としたNPO法人「DT08(ディー・ティー・エイト)」(川崎泰之理事長=人物風土記で紹介)。法人名の由来は二子新地駅の駅番号(08)となっており、これに合わせ開所8年を節目とした懇親会開催となった。

思い出話に花咲かせ

 当日は、同所の貸しスペースでカルチャー教室や講座などを行っている利用者など約30人が参加。長期にわたるコロナ禍の影響でなかなか顔を合わせる事も叶わなかった人も多く、久しぶりの再会を喜び合う姿も。参加者同士8年分の思い出話に花を咲かせていた。

「飲食可」の利点活かし

 公的な会館施設などでは「飲食不可」とする場合が多い中、「にこぷら新地」はこうした類の制限が少ないため、これまでも日本酒の利き酒イベントや、模擬居酒屋の企画などが行われ好評を博してきた。この日の懇親会も酒類を含め飲食を伴う形式が採られ、リラックスした雰囲気の中、盛り上がった会話をヒントに新しい施設利用の企画が立ち上がるなど、今後の方向性を探る意味でも有意義な時間となった様子。川崎理事長も「公的施設よりも自由度が高い利点を今後も広くアピールしていければ」と話していた。

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