市長が語る 川崎市立初の中高一貫教育校が開校! 川崎市長福田紀彦
この4月に川崎市立初の、中高一貫教育校である川崎市立川崎高等学校附属中学校が開校します。2月の受検を経て、3学級・120名の生徒を迎えることになります。
体験・探究の重視
中高一貫校は、名称のとおり、6年間一貫して連続性をもった教育を行えることが最大の特徴です。その中で、1年生では、例えば農業体験を実施するなど、実際に見たり聞いたり体験したりすることで、より理解を深め、教養を高めるとともに考える力が身につきます。解決が難しい課題に対して、深く考えることのできる力、協働して取り組む力、考えを表現する力を養うことができます。
ICT(情報通信技術)の活用
無線LANや電子黒板機能付プロジェクターを生かしてわかりやすい授業、情報端末を活用した個に応じた学習や協働的な学習を行います。情報手段を適切かつ積極的に活用し、問題解決を図るために必要な思考力・判断力・表現力等が身につきます。
英語・国際理解教育の充実
グローバル社会で様々な人と積極的にコミュニケーションをとりながら仕事をしたり、課題を解決したりするための道具として必要な英語力を身につけます。
また、異なる国や文化の共存、国際協力の必要性を理解し、相手の文化的・社会的背景を踏まえながら、上手にコミュニケーションをとる力が身につきます。
国際社会をリードする人材の育成
こうした3つの視点を大切にして、これからの社会で活躍するための力を身につけます。特に、川崎市には、最先端の研究施設や大学と連携できる環境がありますので、こうした施設等と連携するなど、川崎の利点を生かして、将来の日本をリードし、国際社会で活躍する人材を育成していきます。
市民の期待に応える学校に
昨年の附属中学校の学校説明会には多くの市民の皆さまに参加いただき、期待の大きさを感じています。
子どもたちの将来の「夢」の実現のために、今後とも市民の皆さまの期待に応えられるように取り組んでまいります。
※この寄稿は今月をもって一旦終了させていただきます。
3月15日
3月8日