多摩区版 掲載号:2014年7月25日号

8月3日に開かれる生田緑地サマーミュージアムの実行委員会の委員長を務める

黒崎 泰由さん

登戸在住 41歳

人と人をつなぐ調整役に

 ○…今年で7回目を迎えるサマーミュージアム。生田緑地を野外博物館に見立てて3つの文化施設を中心に催しを開き、コンサートや環境のイベントが繰り広げられる。実行委員長になって2年目。「昨年の来場者数は約1万人。今年は更に多くの人に来てもらいたい」と意気込む。実行委員は行政職員や市民団体のメンバー、指定管理者、学生など総勢100人にもなる。昨年秋から会議を重ねてきた。「こんな都心に緑がある。生田緑地の良さを引き出して、魅力を伝えたい」

 ○…生田緑地を会場に行われる他のイベントと差別化を図るため、実行委員会ではコンセプトを話し合い、「まち・自然・文化の輪」というキーワードを選出した。その3つが一つの輪としてつながっていることを表現するのが今回の狙いだ。ボランティアスタッフを含めると、係わる人のつながりは大きく広がる。「毎年恒例となり、イベントを盛り上げようという連帯感が生まれてきている」と手応えを感じている。

 ○…19歳の頃、登戸に移り住んだ。幼い頃から音楽が好きで、現在は登戸でボーカルスクールを営む。地元での飲み仲間が増えるにつれ人脈が増え、気がつけば地域のボランティアグループの一員として活動していた。「地元のアーティストや音楽人を応援したい」という気持ちで同実行委員会に参加したのは5年前。「準備をして訪れた人に好評だと嬉しい。達成感がある」

 ○…揉め事がとにかく嫌い。好きな言葉は「人類みな兄弟」。会議でメンバー同士の意見がぶつかることがあっても、何とか落としどころを見つけ出す。「人と人をつなぐのは得意。自分は調整役」と言い切る。委員長として心掛けているのは、新しいメンバーを受け入れ、新しい意見を取り入れること。初の試みとしてテーマソングの作成やフィナーレのステージも企画した。「できないこともあるけど、無難にならないようチャレンジしていきたい」

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