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公開日:2022.03.18
バスケ天皇杯
川崎、初の2連覇
千葉下す 藤井主将がMVP
バスケットボールの日本一を決める天皇杯全日本選手権で、Bリーグ1部(B1)の川崎ブレイブサンダースが2大会連続の優勝を果たした。決勝は3月12日、さいたまスーパーアリーナで行い、千葉ジェッツを82-72で破った。川崎の連覇は同クラブ史上初。
B1東地区で3位の川崎と、首位を走る千葉が日本一を争った決勝。前半を52-33で折り返した川崎は、後半に千葉の猛攻で点差を縮められるも、粘り強いディフェンスでしのぎ切った。川崎は前身の東芝時代を含め、5回目の天皇杯制覇。この日、両チーム最多の25得点をあげた主将の藤井祐眞選手は、初の大会MVPに選ばれた。
佐藤賢次ヘッドコーチは「連覇は意識していなかったが、それぞれが自分たちの力を出し尽くすことがテーマで、それを達成できたことがうれしい」と総括。藤井選手は「一人ひとりが優勝に向かってやるべきことを遂行し、コートに出た選手がしっかり仕事をこなした結果。目の前の試合に集中して臨むことができたいいゲームだった」と手応えをにじませた。
昨季まで主将を7季務めた篠山竜青選手は、人生初の2連覇をかみしめ「川崎らしいバスケができた」と強調。「出だしから気迫を込めていけたのは、ファミリーが一丸となっていることが体現できたからだったと思う。改めてサンダースファミリーの皆さんには感謝している」と胸中を明かした。
優勝を受け、川崎市の福田紀彦市長は「再び天皇賜杯をこの川崎に持ち帰ってくれたこと、心よりうれしく思います。次は悲願のBリーグ優勝! 川崎市民一丸となって全力で応援していきます」とコメントを発表した。
天皇杯はトーナメント戦によるノックアウト形式で、新型コロナの影響で前回に続き規模を縮小して開催。各都道府県の代表チームが戦う1次ラウンドを取りやめ、昨年9月に2次から開始した。昨季のB1東地区3位の川崎は、12月の4次ラウンドから登場し、富山グラウジーズに勝利。アルバルク東京との準々決勝は不戦勝で、2月の準決勝では宇都宮ブレックスを82-72で下した。
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