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公開日:2026.01.16
課題解決へ 区民と駆ける
多摩区・佐藤区長に聞く
本紙では、佐藤直樹多摩区長(59)に恒例の新春インタビューを行った。佐藤区長はイベントなどを通じ区の魅力を多くの来訪者にアピールした2025年を振り返り、26年は安心・安全なまちづくりの実現に向け防災に注力する考えを示すとともに、一年のテーマに「駆」の文字を掲げ、区民と共に力強く駆け抜けたいという思いを述べた。(聞き手/山本浩史)
-まずは2025年を振り返ってください。
「全国都市緑化かわさきフェアの春開催、多摩区民祭、食の祭典などが生田緑地で開かれるなど多くのイベントが行われ、大勢の方が生田緑地を含めて多摩区を訪れて魅力を感じていただけたと思います。自然災害については、幸い気候変動による局地的豪雨などの大きな被害は区内ではありませんでしたが、一方で、昨年9月の大雨では隣接する宮前区でも被害が出ましたので、しっかり備えていかなければいけません。また区内では2年弱、交通死亡事故がありませんでしたが、昨年は4件発生しました。警察や消防、関係団体と連携して啓発に取り組んでいきたいと思います。防犯の面では特殊詐欺被害が発生しており、多摩防犯協会などの関係団体と連携して訴えていかなければいけません」
-市制100周年記念事業を経て、多摩区ではどのようなレガシーが生まれていますか。
「緑化フェアでは緑に対する意識が醸成されたのではないでしょうか。またフェアの時に廃棄予定のタイルを活用して100周年を記念したテーブルを作り、現在も生田緑地内に置いています。生田出張所では一昨年に施設北側へ新広場を整備し、昨年は生田小学校の児童に『生田っ子広場』という愛称を考えていただきました。100周年記念事業を継承した『生田っ子フェスタ』も昨年実施し、今後も引き続き開催していく予定です。多摩区ソーシャルデザインセンターにも周年事業に関わってもらい地域と顔の見える関係ができ、それが次の世代の人たちに引き継がれています。100周年を契機に、さまざまなつながりが生まれたと思っています」
-昨年のインタビューで、「地域のつながり、人と人とのつながり」を強めたいという考えを示されていましたが、具体的な取り組みは。
「新年早々、『地域のつながり たまたまみっけ』と題し、地域で活動する団体の紹介を通じて居場所やつながりを見つける機会を作るイベントを実施しました。また2月に『地域でみまもる子育てしやすいまちづくり』をテーマに行った車座集会をきっかけに、お父さん同士のつながりを作るワークショップを行うなど、新たな取り組みを始めました。11月の車座集会では区内3大学(専修、明治、日本女子)との連携協議会が設立20周年を迎えたことを受け、その連携に磨きをかけるため、教職員や学生たちと議論しました。今後、車座集会で出されたアイデアの具体化へ向けた検討を行っていきます」
-官学連携についての着地点のイメージは。
「地域の課題を解決するような活動になっていってもらえたら。区内在住の学生もおり、住んでいる地域で活動していただくということが重要です。いずれ大学を卒業しても多摩区民として住んでいただけるようになれば良いなと思います」
-今年は多摩区にとってどのような年になりますか。
「災害に強いまち、安全・安心なまちづくりを一番に進めていきたいです。その中で自分たちで備える『自助』、地域で助け合う『共助』を、訓練などで区民の皆さんにしっかり周知していきたい。公的支援である『公助』も警察・消防、関係団体と連携してブラッシュアップしていかないといけません。これは市の取り組みになりますが、災害時のトイレ対策として避難所におけるマンホールトイレを軸とした対策などが進められていく方向です。また、新たな市民ミュージアムの整備、生田緑地ばら苑、稲田公園の再整備など、さまざまな方針がある程度定まっていくと思います。減少する町内会・自治会加入率については、区だけで解決できることではないので、市全体で危機感を持って検討していければと思います」
-最後に多摩区民へメッセージを。
「今年は丙午ということで、区民と行政が一体となって地域の課題を踏みしめて解決しながら、しっかりと力強く未来に向かって駆け抜けていきたいと思います」
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