NECレッドロケッツ
「川崎の名で初代王者へ」
市長に来季抱負語る
5月17日
市立下布田小学校(千野隆之校長)の6年生が、校内にある「せせらぎ観察園」の環境改善に取り組んでいる。7月14日には、水底にたまったヘドロを取り除くなどの活動を48人で実施した。
「せせらぎ観察園」は二ヶ領用水から引いた水路を生物がすめる環境に整えたもの。同校に隣接する土地の所有者から提供を受け、児童に30年以上親しまれてきた。
コロナ禍による利用機会の減少などで変化した環境を復活させようと、6年生は6月に状況を調査。「へドロがたまっている」「生物の種類が減っている」「外来種のエビがたくさんいる」など気づきを得た。環境改善にあたっては、生物の面白さや自然環境について伝える活動をする「ふれあい移動水族館」の山崎愛柚香さん(29)=生田在住=が助言役に。児童は自分たちに何ができるかを考え、山崎さんにアドバイスをもらった。
14日は各チームに分かれて実践。コイなどの魚が生息する環境をつくるため、せせらぎの一部を深くした児童の塩澤花菜さんは「今後、魚が来るようになったか確かめたい」と期待。ヘドロを取り除いていた金竹真名人さんは「ヘドロがたくさんたまっていた。せせらぎが少しきれいになった」と笑顔を見せた。山崎さんは「身近な場所にある環境を使って、多くの体験をしてほしい」と思いを語った。
6年2組の担任を務める加藤陽教諭は「低学年のころから親しみのある身近な場所で、児童は意欲的に取り組んでいる」と先を見据えた。
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5月17日
5月10日