(PR)
稲田町会連合会 紹介シリーズ【8】 【行事】 親睦の機会、再開を 宿河原四丁目町会 3本柱で
祭りや運動会、防災訓練など、各町内会・自治会が計画を立てて取り組む年間行事。新型コロナの影響が続くものの、感染対策を講じて工夫を凝らし、それぞれができることに取り組む。JR南武線・宿河原駅から多摩川の間に位置する宿河原四丁目町会は、大人数が集まる3大行事の再開に向けて、次年度の計画を練る。
中学校も交流拠点に
会員約1350世帯の同町会では毎月の資源回収やパトロール、同好会活動、毎週水曜の公園体操など、生活に密着した活動を続けている。その一方、3年連続中止となったのが、7月の盆踊り大会と9月の敬老祝賀会、10月の祭礼の3大行事だ。
特に稲田中学校の校庭を会場にした盆踊り大会は、2日間にわたる大型イベント。青年部を中心とした飲食出店や、近隣町会からの参加もある。塩田有会長は「夏休みに入ってすぐの時季、宿河原地区で一番早い盆踊り。商店会がない地域だからこそ、協力し合って形にしてきた」と語る。
敬老祝賀会は稲田中の武道室で歌や踊りを披露する場。今年も集まることは叶わなかったが、70歳以上の希望者340人に祝い菓子を配布した。祭礼は由緒ある神輿を老若男女が担ぎ、町内を巡る親睦の場として親しまれてきた。
ほかにも、10年ほど前からはバス旅行を企画。ここ数年は老人会と共同で日帰りのコースを組んでいた。「楽しみにしている人も多い。コロナが収まり次第、計画したい」と塩田会長。「来年度はなんとか3本柱の行事を再開し、他の催しもきちんとやっていけたら」と思いを強めた。
|
|
|
|
|
|
5月17日
5月10日