多摩区・麻生区 スポーツ
公開日:2023.09.08
生田中 ハンドボール女子
全国大会、初出場で8強
第52回全国中学校ハンドボール大会が8月20日から23日まで徳島県で開催され、女子の部で川崎市立生田中学校(三田)が、初出場にしてベスト8に入る活躍を見せた。
春の全国大会にも県代表として初出場を果たしていた同校。「夏も全国へ」という強い思いを共有し、川崎ブロック、県大会を1位で抜けると、初出場の関東大会で2勝をあげて3位に躍進し、全国大会進出を決めた。
全国でも勢いは衰えず初戦の市岡東(大阪府)に逆転勝ちを収めると、2回戦の相手は春に苦杯をなめた甚目寺南(愛知県)。1点を争う接戦の終盤、部長であり得点源としてもチームをけん引してきた浅野梓彩さん(3年)が左足を負傷して無念の退場となるも、「ベンチも含めてそこでみんなが声を出して一つになった」と副部長の座間博音さん(3年)。「力が湧いた」と延長で相手を突き放し、春の雪辱を果たした。顧問の若山知弘教諭(40)は「代わって出た選手も活躍してくれた」と振り返る。
次の準々決勝では優勝した鶴城(熊本県)に敗れたものの、2008年に発足した部の歴史に新たな1ページを刻んだ。
「周りの人たちに『応援してよかった』と思ってもらえるようなプレーを目指してきた」と浅野部長。「全国の相手は強かったが一本一本気持ちを切らさず、堅い守りから速く攻める自分たちのハンドボールで流れを呼び込んだ」と戦いを振り返った。目標だった「出場」を超え「ベスト8」という快挙には、「一緒にやってきた仲間、応援してくれた方々に感謝している」と語った。座間副部長は「ミスや、こうすればよかったという部分はあるが、力は出し切った」と微笑んだ。
若山教諭は「画期的な変化があったわけではない。春に良い経験をした選手たちが、もう一度全国へという思いで、普段から試合を意識し、10割の力で練習してきた」と躍進を称えた。
3年生は9月16日から18日まで行われる市総体が最後の大会。浅野部長、座間副部長は「一丸となり勝って締めくくりたい」と声を揃える。若山教諭は「先輩が頑張ってつないできてくれたものが今の3年生の代で花開いた。一生懸命やるという大事なことを、後輩たちに背中で見せて欲しい」と期待を寄せた。
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