多摩区・麻生区 社会
公開日:2023.10.31
食の安全を確かめ合う
区食品衛生協会が講習会
多摩区食品衛生協会(小出善茂会長)は9月13日と10月26日、食品衛生責任者の実務講習会を多摩市民館大ホールで開催した。多摩区内の飲食店などから合わせて約400人の参加があった。
実務講習会は、食品衛生責任者の役割や必要な知識を学ぶ場として市内で区ごとに実施されている。2回目は206人が参加。講習に先立ち登壇した小出会長は、「皆さまのお店で間違いが起こらないよう、互いにしっかりと勉強していきましょう」と呼びかけた。
講習では改正食品表示法や食品衛生法、食中毒や食物アレルギーの対策などを市食品衛生協会の専任講師がスライド上映で解説。中でも食中毒や異物混入などを防ぐための衛生管理手法「HACCP」(ハサップ)について詳しく説明された。
行政と一体となり、食中毒やノロウイルス対策などの啓発に注力する同協会。小出会長は「国からの新しい決まりごとや情報をいち早くお知らせしている。ぜひ入会してもらえたら」と話していた。2月15日まではeラーニングでも実務講習を実施しているという。
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