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公開日:2026.06.19
2025国勢調査 多摩区が県人口増トップ 麻生区は減少に転じる
神奈川県はこのほど、2025年国勢調査の速報結果を発表した。県の総人口は919万3657人で、1920年からの統計史上初めて減少した。5年前の前回調査から県全域で4万3680人減少する中、多摩区は7327人増え、県内最多の増加数となった。一方、麻生区は809人減り、82年の分区以降、初の人口減少へと転じた。
県内で人口が増加したのは58市区町村のうち、18市区町。少子高齢化の影響などで40の市区町村で人口減となる中、川崎市は2万2870人増えて156万1132人となり過去最多となった。
特に多摩区は7327人の伸びを見せ、県内最多の人口増を記録した。世帯数の増加も顕著で、7458世帯増加し、藤沢市に次いで伸びた。
川崎市の統計情報課によると、多摩区内の人口増加のうち、約3000人が登戸駅から向ヶ丘遊園駅にかけての「登戸地区」に集中しているという。年齢では、15歳から29歳の若い世代が多かった。同課は、向ヶ丘遊園駅北口などで進められてきた区画整備事業の完了で、新築のマンションが多く建ったことを要因として挙げる。
交通利便性の高い駅周辺で、新たな住宅供給が生まれたことが人口増加を下支えしており、昨年実施した市民意識アンケートでも、通勤・通学への満足度が高いという結果が出ているという。
麻生区は初の減少
麻生区は前回の調査から809人減り、初めて人口減に転じた。他区のように大規模なマンション開発が見られなかったことに加え、高齢化による自然減の影響を大きく受けているという。
同課の担当者は「多摩区を筆頭に、市内の広い範囲で人口が増えていることは大変喜ばしい。麻生区のように、局地的に人口減少がみられる地域は注視し、対策していく必要がある」と話した。
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