県政報告㊲ 神奈川県の自治体外交 神奈川県議会議員 小林たけし
9月7日〜8日の週末に、横浜の神奈川県庁周辺で「ベトナムフェスタin神奈川2024」が開催されました。ベトナムと神奈川県の相互理解を深めるため2015年から継続され、今年で8回目。来場者には、ベトナムの文化や魅力を感じられるプログラムが多数用意されました。
前夜祭に当たる9月6日のガラディナーでは、駐日ベトナム大使と兄弟付き合いの黒岩祐治知事がベトナム語で「ブルーライトヨコハマ」を熱唱するなど、県の首長自ら歓迎の意を表しました。
2015年当時、県内のベトナム人は1万人でしたが、現在は3・4万人に増えました。神奈川県へのベトナム企業の投資も、ゼロから17社にまで増えました。ベトナム国内4カ所で展開されている工業団地の神奈川インダストリアルパークには、県内企業27社が進出しています。こういったベトナムと神奈川県の間でのビジネス交流の積み重ねが、具体的な成果として出てきています。
私は9月6日のベトナム経済フォーラムを見学しました。基調講演でベトナムの投資環境が紹介された他、日越の企業がブースを出し、見学者に対して熱心に説明をしている姿が印象的でした。11月には「KANAGAWA FESTIVAL 2024」がベトナムのホーチミン市、ダナン市、ハノイ市で開催予定です。神奈川県とベトナムの間にまかれた自治体外交の種が、9年を経て芽を出しつつあります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>