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多摩区・麻生区 文化

公開日:2025.10.17

刺繍への思い 一冊に
多摩区の楠さんが作品集

  • 自著を持つ楠さん

 多摩区登戸在住の楠静子さん(82)がこのほど、趣味で続けてきた刺繍の作品を写真に収め、『私と刺繍』と題して一冊にまとめた。

 静岡県清水市出身の楠さんは、結婚を機に登戸へ移り住み、2児を育てて子ども会やPTAなどで要職を歴任。現在は多摩区老人クラブ連合会で会長、登戸地区社会福祉協議会で副会長を務めるほか、赤十字ボランティアやナープ関東の活動など活発な毎日を送る。

 そんな中、15年前から続けているのが刺繍だ。色彩の美しさに魅入られ「戸塚刺しゅう」に入門。多忙な日々の中、「自分と向き合うことができる」と、「静の趣味」の中で一番のものとなった。多摩区老連の作品展にも毎年出品している。

 「自分の歴史を振り返る一冊として残しておきたかった」と作品集への思いを語る楠さん。32頁の本の中に、丹精を込めて表現してきた約60点の足跡が詰まっている。

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