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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2026.01.09

作・編曲家で、自身の作品集のリリースコンサートを開く
永井 秀和(しゅうわ)さん
多摩区寺尾台在住 31歳

音の向こうに拓く道

 ○…クラシックにジャズ、バンドやオペラと手がけるジャンルは幅広い。楽曲提供やアレンジ、音楽監督など求められる声に応えるまま「どんどん複雑化してきた」自身の音楽の現在地がテーマの作品集をリリース。1月25日に開くコンサートでは、大学の同窓生やバンド仲間とともに多くの新曲を披露する。「聞く人それぞれが自由にとらえて楽しんでほしい」と笑顔を見せる。

 ○…3歳の頃、百合丘の京浜楽器音楽教室に入会。習い事の一つだったが『のだめカンタービレ』『ピアノの森』などの漫画の影響で「クラシックにドはまり」し、中学生から本格的にピアノを始めた。生田中1年の夏休み、「文化祭で発表できる」と課題が出たことを機に作曲に挑戦。「けっこう書けた」ことが自信となり、音楽教室でも技法を学んだ。東京藝術大学卒業後は作・編曲家、ピアニストとしてだけでなく、音楽雑誌で漫画の連載を持つなど多才さを見せる。

 ○…「暇になると書き始めちゃう」という無類の作曲好き。ピアノソロなら「毎日書ける」といい、これまでに生み出した作品は千を超える。外に出る仕事が続いたときは「書き物への思いが溜まって」、3〜4日で30曲ほど作ったことも。アレンジの現場は、他のアレンジャーから刺激を受ける、技術を高め合う場。「仕事も休みも地続き」と屈託なく微笑む。

 ○…「勉強も人付き合いも得意じゃなかった」。自分に自信がない中でピアノを褒められ「音楽と心中する」覚悟を持った少年時代。支え続けてくれた母の存在は大きい。「応援があるから今もやれている」と感謝を口にする。自分の音楽はどこに向かうのか、何をやりたいのか。「拠り所を探したい」。問いかけながら前に進む。

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