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「咳がなかなか止まらない」 アレルギーや咳喘息が原因も 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
風邪ではないのに「咳症状が治まらない」場合は、花粉やハウスダストによるアレルギー性のものや咳喘息が考えられるという。『すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉』に取材した。
アレルギーは「くしゃみ」や「鼻水」のイメージを持っている人が多いが、「咳」の症状を引き起こすこともあるという。
鼻閉が続いていると口呼吸になり、のどが乾燥することで咳をおこす疾患にもなりやすくなる。この場合は腫れた鼻粘膜を収縮させるラジオ波治療で対応することができる。鼻が詰まった状態でも治療でき6歳位から可能(個人差あり)。治療そのものは2分程度で、同院は5000例以上の実績がある。
また、風邪症状の後に咳だけが何日も残る場合は咳喘息が考えられるという。「咳喘息は誰もがなりうる症状で、気管支の管の中が健康時よりも狭くなっている状態」と鈴木院長。
咳喘息は喘息の前段階と言われており、放置すると約30%の人が喘息に移行する可能性があるという。
マイコプラズマの可能性
「マイコプラズマ肺炎は細菌による呼吸器系感染症。長引く咳と発熱が特徴で、治療しないと重症化することがあり、髄膜炎や脳炎、中耳炎を併発する恐れもあります。初期症状が風邪と似ており、潜伏期間は2〜3週間。患者の8割は14歳以下の子どもです。学校や職場など、一定数以上が集まる場所で広がることがあり、『風邪を引いて咳をしている人が多い』といった時は疑われます」とのこと。昨冬には過去最多の水準で流行し、市内でも過去10年で最多だった。冬に多いが、季節に関係なく流行する可能性もある。
鈴木院長は「このように咳症状は多数見られ、咳止めなどを飲んでも治まらない場合は原因を把握する必要があります。その上で適切な治療することが大切」と話している。
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4月12日