市政報告 被災時の仮住まいに公共施設の開放を 日本共産党川崎市会議員団 おおば裕子
9月9日未明に上陸した台風15号による被害は、甚大な爪痕を残しています。中原区内での物理的な被害は、住居の一部破損が17件、倒木等63件を含めて、158件あったとのことです。避難所の井田小学校の体育館には、自主的避難を含め7名が来られていました。家の屋根がとばされた方からは、住まいの確保など不安の声が寄せられています。その中には一人暮らしの90歳の高齢者の方もおられました。
市は、仮住まいとして中原区から離れた宮前区の市営住宅を紹介します。しかし、地域の様子もわからず、残暑が厳しい中、クーラーもない部屋と住めない部屋の片づけをするために往復する暮らしは、あまりに辛すぎます。
地域防災計画で「避難所保管施設」に指定している公共施設や町内会館などを開放し、安定した住まいを確保するまで被災した家の近くで利用できるようにすべきです。
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5月3日
4月26日