中原区 社会
公開日:2020.09.18
ユニまとい小鳥も応援
地元サポーターが考案
等々力陸上競技場近くに車止めの柵にとまった鉄製の小鳥のオブジェがある。川崎フロンターレのホーム戦の日は、その小鳥がフロンターレと対戦チームのユニフォームを模した衣装を身につけ、話題となっている。
仕掛け人は中原区内に住む女性。以前からフロンターレを応援しており、結婚を機に同競技場近くへ引っ越し、よく通る道で小鳥のオブジェを発見。趣味の編み物を生かし手編みのユニフォームを着せることを発案し、製造元に許可を得て実現した。相手チームの分も着せることで「アウェー戦に来た方々に、等々力へようこそという歓迎の気持ちを伝えたい」と話す。
1着作るのにかかる時間は約2時間。各チームのユニフォームが替わるごとに新調してこれまでに編んだ数は計200着。「たくさんの方がユニフォームを着た小鳥を可愛がってくれてうれしい。これからも続けていきたい」と思いを語る。女性は、小鳥の名称「ピコリーノ」にちなみ、SNSでは「ピコリーノの仕立屋さん」というアカウント名で活動。ユニフォーム姿の「ピコリーノ」の写真などを発信している。
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