川崎市は先月、昨年10月1日時点の人口を基準にした将来人口推計を公表。中原区の総人口のピークは2040年頃に迎え、約28万4000人と予測した。
17年に公表された前回の推計からピーク時期は変わらなかったが、人口は約1万2500人減少した。市の担当者によると「引っ越しによる転入超過の傾向は変わらないが、コロナの影響もあり弱まる予測となった。再開発による人口増の傾向も今後落ち着いていく見込み」と話した。
年齢別のピーク時期は、0〜14歳の年少人口は25年頃に約3万4千人、15〜64歳の生産年齢人口は30年頃に約19万7千人、65歳以上の老年人口は50年頃に約7万2千人と予測している。
市人口30年に約160万人に
市の総人口のピークは30年頃に約160万3千人となり、前回推計の約158万7千人から約1万6千人増えた。
今回示された人口推計は、昨年実施された国勢調査の結果が反映されていないことから、市は今後、内容を検討するとしている。
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