今年4月に行われた日本スーパーウェルター級タイトルマッチで王者に輝いた川崎市在住のボクサー、川崎真琴選手(38・RK蒲田ボクシングファミリー)の初防衛戦が、7月12日に後楽園ホールで行われる。
川崎選手はボクサーライセンスの年齢制限となる37歳で、3度目となるタイトルマッチに臨み3―0の判定勝ち。初めてチャンピオンベルトを手にした。技巧派のアウトボクサーだが、この日は打ち合いに応じてパンチを繰り出し続けた。「みんなの喜ぶ顔を見られたのがうれしかった」。
「地元の川崎を愛しているから」と、本名の岡本真から変えたリングネーム。王者となり報告に訪れた福田紀彦市長からは「引退年齢での王座獲得は、多くの市民に勇気を与えてくれた」と労いの言葉がかけられた。防衛戦後には婚約者と入籍することも決めているという川崎選手。「勝利のゴングをウェディングベルに」。闘志を燃やし、トレーニングに励む。
戦績は22戦13勝(2KO)8敗1分。
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