中原区 文化
公開日:2023.04.21
道の作文コンクール
県知事賞に石榑さん
川崎の進化つづり
県内の小中学生を対象にした「道の作文コンクール」の入賞者が先月に発表され、平間小学校6年生の石榑沙衣(いしぐれさえ)さんの「進化してきた川崎の道」が、245作品の中から最高賞となる神奈川県知事賞を受賞した。
石榑さんは、学校から配られた作品募集のチラシを見て「道」というテーマに興味を持ち応募。「副賞や参加賞も魅力だった」と笑う。
作文は、宮前区の渋滞緩和の拡幅工事のこと、川崎区の歩道・自転車通行帯の整備など、授業で学び気づいたり驚いたりしたことを例としてつづった。2019年の豪雨災害の経験から「ただつくるだけではなく、誰も不便がなく安心安全で通れる道をつくってほしい」とまとめた。
石榑さんは「学校で学んだ市内の具体例や自分の体験も入れ、読む人が分かりやすいよう心掛けた。賞を取れると思ってもみなかったので、うれしい」と喜びを語った。
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