中原区 スポーツ
公開日:2023.11.08
法政二高重量挙部
宮本さんが国体で優勝
雪辱果たし初の頂点に
法政大学第二高校(中原区木月大町)重量挙部の宮本幹大さん(3年)が、10月14日に鹿児島県で行われた「かごしま国体」のウエイトリフティング競技少年男子67キロ級で優勝した。
三冠を目指し、優勝候補の筆頭として臨んだ春の選抜大会、夏のインターハイをともに2位で終え、雪辱を誓った最後の大会でつかんだ初の栄冠。「うれしさよりも、やっと結果を出せてほっとしている」と安堵の表情を浮かべた。
競技はバーベルを頭上まで一気に上げる「スナッチ」と、肩の高さで止めてから持ち上げる「クリーン&ジャーク」の2種目の合計で順位が決まる。宮本さんはスナッチ111キロ、クリーン&ジャーク135キロのトータル246キロを持ち上げ、2位の選手に1キロ差をつけて逆転。初めて表彰台の一番上に立ち、「これまでとは見える景色が違った」と感慨深げに話した。本番前の練習中にひざのじん帯を損傷し、痛み止めを飲んで出場した今大会。「この競技はメンタルが大事。自分を信じられたことが大きい」。細身の体だか、小6まで10年続けたサッカーで培ったスタミナと天性の柔軟性が持ち味。重量挙に不可欠な安定した美しいフォームも評価が高い。
国体後はケガの治療に専念するが、次は来年の全日本ジュニア選手権への出場を目指す。競技は大学に進学しても続けるつもり。「もう誰にも負けたくない。今度は国体の成年男子の部で優勝して日本一になる」
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