RBムエタイ武蔵新城に通う柳澤考英さん(東高津中2年)は来年の大会に向け、ボクシングの練習に汗を流している。
幼い頃から水泳やサッカー、空手といった様々なスポーツに取り組んできた柳澤さん。小学校6年生の時からボクシングを始め、今年3月に行われた第3回全日本UJフレッシュボクシング大会に出場。男子64kg級で全国2位になった。当時を振り返り柳澤さんは「県大会は何とか勢いで乗り切ったが、(初めての大きな大会で)焦りや不安も大きかった」と語った。ただ、関東大会では監督の指示を聞いて動くことができたと良かった点についても言及。この経験をばねに「次は全国1位になりたい」と意気込む。
現在は週に6回、学校終わりに同ジムに足を運ぶ。練習メニューはステップ練習や体感トレーニング、ミット打ちなど。体が大きく、通っているジムには練習相手がなかなかいないため、高校のボクシング部に出向いて、練習することも少なくない。
得意なパンチはストレート。さらに右足を前に出して構える、サウスポーにも磨きをかけるため、ジムの孫創基代表のつてで元日本チャンピオンの黒田雅之さんにも個人的に指導を受け、技術の向上に努めている。練習の合間には塾に行き、勉強も怠らない。忙しい中でも、すきま時間には洋楽を聞いてリフレッシュしているという。
直近の目標は、来年の3月下旬に行われる予定の第4回全日本UJフレッシュボクシング大会で、全国優勝すること。7月29日(月)から8月2日(金)まではジムの強化合宿にも参加し、試合に向けて着々と準備を進める。「高校生になったら、インターハイにも出場したい」と目を輝かせる柳澤さん。将来は「チャンピオンになることが夢」と照れ臭そうに話した。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>