中原区 意見広告
公開日:2025.08.15
市政報告
介護の人手不足解消にスケッターを活用!
公明党川崎市議団副団長 川島 まさひろ
介護現場の人手不足解消を求める中、川崎市は昨年、介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する(株)プラスロボと連携協定を締結しました。政令指定都市としては、北九州市、仙台市に続いて3例目となり、私も議会質疑を通し、取組を推進しています。
スケッターとは?
スケッターは、お手伝いを求めている介護施設と、サポートしたい人をつなぐマッチングサービスです。無資格でも、未経験でも、空き時間だけでも、謝礼付きでお手伝いができる介護施設が見つかります。
川崎市の現在の取組は?
5月末日現在、市民登録者数1661名、登録事業所数55事業所、マッチング完了数1383件。
市民登録者からは「運動会のピアノ演奏などで参加し、温かく迎え入れられ、楽しい時間を過ごすことができた」。施設からは「レクリエーションで4人募集するとすぐに応募があり、来られた方も感じがよく、今後他の業務に関する依頼も予定している」などの声が寄せられているとのこと。市は、「『スケッター』の取組は、介護職員が本来業務に専念できるとともに、介護人材の裾野拡大の効果があると認識している」としています。
今後の利用拡大に向けた取組は?
【1】本市の連携事業は、介護事業所の利用料を本年10月末まで無償としていることから、(株)プラスロボと連携し、無償期間の取組を検証していく。
【2】本事業を多くの事業所や、市民に知っていただくことが重要であると考えていることから、周知・広報については、本市のこれまでの取組に加え、他都市の状況も参考に引き続き取り組む。
【3】「スケッター」の取組は、介護職員が本来業務に専念できる環境に資するものであり、また、介護人材の裾野拡大の効果があると認識。今年度後半の有償化後の動向や事業所の意見、検証結果などを踏まえ、次年度以降の取組について検討している。
以上3点を、市は進めていく予定です。
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