戻る

中原区 意見広告

公開日:2025.10.17

市政レポート【19】
遊具から見える"体格格差"安全で楽しい学校環境づくりへ
みらい川崎市議会議員団 いど 清貴(きよたか)

 子どもたちが安心して体を動かし、仲間と関わることができる学校の遊具は、体力向上や心の成長に欠かせない大切な存在です。しかし現場を回ると、複数の遊具が整備されている学校もあれば、1基しか設置されていない学校もあり、子どもたちの体験格差につながりかねない状況にあります。休み時間に使える遊具が少ない学校では「壊れたまま使えない遊具があるのが残念」という声も聞かれます。

 こうした現状を踏まえ、私は9月の文教分科会で、学校遊具の設置や更新計画について質問を行いました。

 教育委員会によると、令和6年度の設置・補修等の実績は設置11基、補修2基、撤去14基(決算額約2400万円)とのことです。市では専門業者による3年に一度の安全点検を実施しており、使用不可とされた遊具は約50基あるとの答弁でした。点検結果を踏まえ、空調や給排水設備など他の修繕との優先順位を見極めながら、予算の範囲で更新を進めるとしており、安全確保を最優先に撤去を進めつつ、体育科で使用される鉄棒や雲梯(うんてい)などを中心に、学校と協議しながら順次整備していく方針です。

 私は、使用不可となった遊具の早急な補修・更新と、学校間の差を広げないための「更新計画」の策定を要望しました。

 子どもたちが安心して遊び、学べる校庭環境を守るため、今後も現場の声を踏まえた改善に取り組んでまいります。

井土清貴

川崎市中原区上小田中4-1-1

TEL:044-788-1115
TEL:044-754-2333

https://ido-kiyotaka.com/

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 意見広告の新着記事

中原区 意見広告の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS