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中原区 人物風土記

公開日:2026.01.16

地域の居場所づくり「おかえりひろば」を企画し、代表者として運営する
古瀬村 賢さん
木月住吉町在住 57歳

「未来の安心、増やしたい」

 ○…不登校や引きこもり、障害者も健常者も温かく迎えてくれる居場所をつくりたいと、昨年11月から「おかえりひろば」を仲間たちと始めた。「絵本の読み聞かせや工作なども企画するが、自分が好きなように過ごしてもらえれば」。スタッフの中には子育て経験者もおり、子どもの発達に悩む保護者の相談にも応じている。「専門機関はハードルが高いと敬遠している人のクッション材のようになれたら」。大人の優しいまなざしで、子どもたちの未来を見守りたいと願う。

 ○…下沼部に夢だった絵本カフェを開いたのは2年ほど前。2階にあるキッズスペースでは親子で楽しめるイベントも企画している。「子育てに疲れたお母さんがほっとできる空間。心と体をゆっくり休めてもらいたい」と思いを込める。授乳中でも飲めるカフェインレスのコーヒーなどもそろえ、平日はベビーカーを押した親子連れや、地域の高齢者たちの憩いの場となっている。

 ○…横浜市日吉の生まれ。小学6年のときに始めた剣道は、指導者にもなれる四段の腕前だ。「勝つことよりも大事な礼儀作法を学んだ。人間性を磨く上でも役に立った」。30代で喫茶店専門学校に通い、いつか自分の店を持ちたいと塾講師とタクシーの運転手をして資金を貯めた。「東京都のど真ん中を走っていたので、芸能人もずいぶんと乗せましたね」

 ○…趣味は鉄道模型と電車旅行。御朱印の鉄道版である「鉄印帳」は、3年で全国にある約40のローカル路線を制覇しマイスターの称号を持つ。昔から飲み会の幹事には一番最初に手を挙げるタイプ。「何もいいことなんてないけど、おせっかいが好きなんです」。居場所づくりもそんな思いから。「子どもたちの笑顔を増やしていきたい」

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