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中原区 社会

公開日:2026.02.20

認サポのマスコット作成
近隣住民が「ひらまの里」で

  • 認サポのマスコット作成 (写真1)

 中原区内にはさまざまなカルチャー教室だけでなく、地域活動をしている人たちがいる。そうした活動の場となっているのが、中原市民館や国際交流センター、老人いこいの家、地域包括支援センターなどだ。その一つ、地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢者がいつまでも健やかに住み慣れた地域で生活していけるよう、日常生活や介護サービス、介護予防などの相談窓口となっている。

 ひらまの里地域包括支援センター(上平間)で近隣住民らが集まり、認知症サポーターキャラバンのキャラクター「ロバ隊長」のマスコットを製作する活動が行われている。活動を始めてから1年4カ月、完成したマスコットの数は述べ1千体。同センターの担当者は「これからも継続して活動し、参加者が増えてくれれば」と話す。

受講の証として

 認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る支援者として、自分のできる範囲で活動する「認知症サポーター」。区内で開かれている養成講座を受講した際に、その証として配布されているのがカードと、このマスコット「ロバ隊長」だ。

 同センターで近隣住民が集まって実施していた地域活動がコロナ禍でできなくなり、明けた後に室内でできる活動をと始めたのがこのマスコットづくりだった。認知症サポーター養成講座を受けた際に、以前はオレンジリングが配布されていたが、同リングが有料になり、以降は受講者にカードのみが配布されていた。受講した子どもたちに何か証をと思案し、麻生区で手づくりのマスコットを配布していたこことから、中原区でもと始めた。

 同センターを利用する近隣住民に声を掛け、裁縫、手芸好きの人たちが毎週木曜日に集まって製作。型紙に合わせてフェルトを切って糸で縫い、綿を詰めて作り上げていく。毎回平均6人位が集まり、一日2時間ほどの活動でできるのは15体ほど。昨年9月からは「ロバカフェ」と称して、近隣の子どもたちにも参加してもらって、お茶を飲んだりしながら、一緒に製作活動も行っている。これまでに出来上がった数は述べ1千体に。完成したマスコットは、区内で実施される認知症サポーター養成講座の会場に持ち込まれ、参加者に配布されている。

「地域に広がって」

 毎週参加しているという川田範子さん(74)は「友人から誘われて参加しているけど、完成した物がかわいいし、鞄とかにつけてもらっているのを見るとうれしくて」と話す。加賀谷榮子さん(74)も「手芸が好きで参加している。みんなでお話しながら作るから楽しい。いい取り組みだと思う」と笑顔で語る。

 同センターの担当者は「この取り組みも定着してきている。継続させながら参加者を増やしていきたい。ゆくゆくはこの活動が自発的な活動となり、いろいろな地域に広がっていってほしい」と話している。

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