先月14日付けで川崎アゼリア株式会社の代表取締役社長に就任した。 木場田(こばた)文夫さん 町田市在住 61歳
25周年を飛躍の年に
○…153もの店舗が軒を連ねるJR川崎駅東口地下にある川崎アゼリアの新しい顔となった。「川崎の玄関に位置するだけに大きな責任を感じる」と話す。就任の挨拶では社員を前に「安心、安全で快適な施設空間の提供」や「公共施設として、地域社会への貢献・支援の取り組みの一層の強化」など多くの市民に幅広く親しんでもらえる施設作りを訴えた。「社員を中心に各テナントと協働して努力していきたい」
○…昭和48年に川崎市に入庁。高津区役所勤めを始め、総務局行財政改革実施本部参事や中原区長などを歴任。市の教育長なども務めた。本庁時代はアゼリア内を歩き通勤していた。その為、施設内にどのような店があるかや雰囲気は把握していた。「昔は通りすがりに見ていただけだった」と話す。立場が変わりあらためて施設内を見ると様々なサービスやイベントなど面白い発見も多くあったという。「私たちがテナントに対し、よい環境を提供することが利用者へのサービス向上に繋がる。よいサポートをしていきたい」
○…夫人と息子・娘の4人家族。空いた時間を見つけては夫人と映画を楽しむという。「映画は大画面で迫力ある映像と音楽で非日常的な空間を味わえるのがリラックスできる。だから必ず映画館で見るようにしています」と力説するが、ビックスクリーンよりも夫人との時間を大切にしようとする愛妻家に見えた。
○…今年25周年の節目を迎え「飛躍の年にしたい」と熱い思いを語る。「公共的な空間だからこそ地域に貢献できるような取り組みをしていきたい」。イベントスペースやサンライト広場をうまく活用し、地域住民を巻き込んだ様々なイベントを長期的に展開。そして各テナントと協働し、セールや抽選会も交えながら25周年を盛り上げていく考えだ。具体策はこれからだが市民に親しまれテナントに活気を与える新生アゼリアに期待が集まる。
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4月26日
4月19日