若宮でキャンディ・キャンディ展 あす8日(土)から10日(祝) 玩具、映像など500点
1970年代、少女たちの間で人気を博したアニメ『キャンディ・キャンディ』に魅せられた男性が、あす8日(土)から10日(祝)まで川崎区大師駅前の若宮八幡宮(中村博行宮司)でコレクション展を開催する。期間中、約500点のグッズを展示する。
コレクション展を開催するのは、多摩川を挟んだ大田区本羽田に在住するキャンディ・キャンディ保存会代表の塩沢雄三さん。
塩沢さんは30代の時、テレビの再放送を観たのを機に作品にはまり、東郷神社(渋谷区)の骨董市でバッグを購入。以来、マニアショップやインターネットなどを通じて様々な関連グッズを収集し、茨城県に購入した別荘で保管している。
4年前、秋葉原のサロンの待合室を利用してコレクション展を開催すると、思いのほか反応は良かった。ある女性はグッズを指し示し「これを持っていた」と、少女時代を懐かしみ、作品は知らなくとも歌は知っている若者も大勢来場した。
その後鉾田市(茨城県)、藤沢市、蒲田などで開催。川崎では今回が初めてとなる。若宮八幡宮は、毎年4月に同神社で行われる「かなまら祭り」に塩沢さんがかつて参加していた縁で実現した。
期間中は玩具、文具、自転車、楽器など約500点を展示。「主人公のキャンディが逆境にも負けず、様々な人の愛情を受けながら成長するストーリーにも関心を持ってもらいたい」と、映像やマンガが読めるコーナーも設置する。「作品は家族、友情、職業、戦争、生死、いじめなどについて触れられ、人が成長する上で必要な栄養が全て含まれている。子育て中の親はもちろん、小さな子にも親しんでもらいたい」と、塩沢さんは呼びかける。
期間中は午前10時から午後8時(最終日は午後6時)まで同神社社務所。入場無料で販売は行わない。
詳細は同神社(【電話】044・222・3206)へ。
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4月26日
4月19日