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川崎区・幸区版 公開:2012年3月2日 エリアトップへ

夜景ツアーに"カレー"な演出 ニーズに応え 夜食を提供

公開:2012年3月2日

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カレーをPRするプロモーターの小佐野さん(左)と箕輪さん(右)
カレーをPRするプロモーターの小佐野さん(左)と箕輪さん(右)

 川崎臨海部の工場夜景バスツアーに4月からオリジナルカレーライスが登場。それに合わせ、2年ぶりに見学コースもリニューアルする。新たなスパイスが加わり、バスツアーを企画する川崎市と(社)川崎市観光協会では「五感で工場夜景を堪能して欲しい」としている。

 同バスツアーは2年前から始まり、これまで県内外から約2500人が参加している。

 夕食の時間帯に出発していたことや工場夜景の「オレンジ」や「白」の色が自律神経の働きを活性化させるといわれていることなどから、参加者から「夜景を見ているとお腹が空く」といった感想が多く寄せられていた。これを受け、市と(社)川崎市観光協会では工場夜景をイメージした食べ物の開発を企画。マニアの間で「工場夜景を見ると元気がでる」を意味する「工場萌え」という言葉が普及していることから「燃える(萌える)」食べ物としてカレーライスを選んだ。

 カレー作りは多摩区にキャンパスを置く明治大学の学生などで構成された川崎産業観光学生プロモーター7人と東扇島にある川崎マリエンのスカイレストラン「フロンティア」に依頼。3ヵ月かけて共同で作り上げた。

 見た目にこだわったカレーには、色とりどりの海草ビーズで工場の光、カマンベールチーズフライで船舶、揚げたパスタで煙突、夜空の星をプロセスチーズなど皿いっぱいに川崎工場夜景が表現されている。味の決め手となるルーにもこだわり、ココナッツミルクや隠し味にリンゴが使われるなどコクのあるビーフカレーを完成。川崎の工場夜景を舌でも味わえる特別なカレーライスに仕上がった。

 開発に参加した同大の学生プロモーターの箕輪有紗さん(20)は「チーズ1つ取っても色々な種類があり、それぞれを組み合わせて工場夜景を表現していくのが大変だった。是非大勢の人に食べて欲しい」と話す。

 今回のカレーライス開発に合わせて、バスツアーもリニューアル。川崎区小島町の造船所構内の夜景スポットも新たにコースに加わる。

 出発時間も季節に合わせて変更される。専門家の間で「ブルーモーメント」や「マジックタイム」などと呼ばれる日没前の一時に見られる特別な夜景を狙って出発する。幻想的な光景に出あえることもある。

 料金は大人4300円、小学生3900円。各回45人(最小催行30人)。

 詳細・申込みは旅プラスワン(【電話】03・6436・0395)へ。
 

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