ゴーヤーで緑のカーテン 各役所で市民向け種配布
ヒートアイランドや省エネ、緑化などの効果が期待できる緑のカーテン
川崎市建設緑政局は、今年度も省エネや緑化を目的とした事業「かわさき緑のカーテン大作戦２」を実施している。今月から市民・事業者向けにゴーヤーなどの野菜や果物の種・苗を配布している。
事業概要は、各区役所や公共施設、事業所での緑化を推進する「川崎市みどりの事業所」加盟事業所、一般市民を対象に５月から６月にかけて種子・苗を配布。施設、事業所、市民からの成果報告や栽培された野菜を使っての親子料理教室などを通じて、省エネ効果と花や野菜、果物の収穫の楽しさを実感してもらおうというもの。市では２０１１年度から今年度までの３カ年を重点取組期間と位置づけ、これまでに収集した情報をもとに効果等の検証を行う。
市民配布用のゴーヤーの種子は１万９０００粒（各区ごと、先着順または配布終了の場合あり）。このほか保育園、こども文化センター等公共施設向けにヘチマ、シカク豆、ミニカボチャ、メロン、小玉スイカ、西洋アサガオ、千成ヒョウタン、フウセンカズラといった10種類のつる性植物の種子・苗を配布し、緑のカーテンづくりに取り組む。
問合せは、緑政部緑政課（【電話】０４４・２００・２３８０）まで。
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