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川崎区・幸区

公開日:2013.08.02

振り込め詐欺を阻止
お手柄3者に感謝状

  • 左から宮下則保川崎警察署署長、田中さん、里見さん、平石さん、浅倉さん

 川崎警察署は24日、振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして、東日本銀行川崎支店、川崎信用金庫小田支店、千歳綜合サービス株式会社の警備員・浅倉久雄さん(65)に感謝状を贈呈した。

 東日本銀行川崎支店の窓口業務を担当する里見裕子さん(49)は、高額の定期預金を解約しようとした男性に対して確認を行った際の返答を不審に思い、副支店長の田中伸幸さん(53)に相談。その後、田中さんが警察に連絡をして、友人を語った振り込め詐欺を未然に防いだ。

 川崎信用金庫小田支店の平石敏之さん(48)は、高額預金の引き出しに訪れた客から「定期預金を解約できなくなるのか」という質問を受け、不審に感じた。確認したところ、客のもとに定期預金の解約ができなくなる旨の電話が掛かってきたといい、警察に連絡した。

 千歳綜合サービス株式会社の警備員・浅倉久雄さんは、市役所職員を語った還付金詐欺を未然に阻止。三菱東京UFJ銀行川崎支店のATMコーナーで、メモを片手に携帯電話で通話しながらATMを操作していた女性らに声を掛け、市役所に確認するよう促した。

 巧妙な手口が横行している現状に「対応のレベルを上げていく必要性を感じる」と、田中さん。

 平石さんは、「お客様に怒られるのを覚悟で、いろいろと細かく聞くようにしている」と、普段の心がけを話していた。

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