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川崎区・幸区

公開日:2014.02.21

神奈川文化賞受賞
斎藤さん囲み盛大に
各界から600人が祝福

  • 孫の斎藤友香理さん(左端)、里沙子さん(右端)から花束を受けとった斎藤文夫さんと富美子夫人

 神奈川の文化の向上発展に力を尽くし、顕著な功績を残した人や団体に贈られる「神奈川文化賞」を昨秋に受賞した元参議院議員の斎藤文夫さんを囲んだ祝賀会が2月2日、横浜ロイヤルパークホテルで開かれた。斎藤さんは、自ら収集する浮世絵を、多くの人に見てもらおうと、自宅を改築して「川崎・砂子の里資料館」を開館し無料で公開している。アメリカやフランスでも浮世絵展を開催し、国際文化交流に貢献。また、市や県の観光協会会長を務め、04年には国土交通省が「観光カリスマ」に選出するなど、観光振興にも貢献したことが評価された。

 集まりには、菅義偉内閣官房長官や甘利明経済再生担当大臣、黒岩祐治神奈川県知事、藤木幸夫横浜港運協会会長ら県内の政界、財界、文化人をはじめ、斎藤さんと親しく付き合う友人ら600人あまりが駆けつけ、盛大に祝った。古沢時衛県議会議長は政治家として活躍したエピソードを紹介しつつ「文化一つを極め、たゆまぬ努力とゆるぎない信念、情熱があったから」と功績を称えた。阿部孝夫前川崎市長も駆けつけ「川崎のPRを存分にしていただいた」と祝辞を述べた。

 あいさつに立った斎藤さんは、浮世絵の手ほどきを受けた丹波恒夫氏ら雲の上の先輩方の末席に名を連ねた喜びを語り「『生涯現役』の心でこれからも世のため、人のためにご奉仕したい」と述べた。

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