神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2014年11月28日 エリアトップへ

シャッター絵で消防団PR 臨港副団長がデザイン

社会

公開:2014年11月28日

  • LINE
  • hatena
自らが考案したイラストの前に立つ山下さん
自らが考案したイラストの前に立つ山下さん

 川崎臨港消防団の第2分団器具置場(大師河原)のシャッターに11月16日、消防団の存在をPRするイラストがお目見えした。デザインは川中島で看板製作業を営む山下仁副団長(64)によるもの。消防団員の加入促進と、現役団員の意識向上などが目的。

 「このスペースを使って、団をPRできないものか」。15年ほど前、当時臨港消防団第1分団の団長を務めていた山下さんは「川崎臨港消防団第1分団器具置場」とだけ書かれたシャッターを眺めながら、そんな考えに耽っていた。看板製作を生業とする山下さんにとってそのスペースは、外部に知られる機会の少ない消防団の活動をアピールする格好のキャンバスに映っていたという。

 そんな思いが具体的に動き出したのは、昨年の夏。市内8消防団の団長会で、シャッターに絵や文字を入れ、団員を募集する案が話題になった。以前から構想を温めていた山下さんは、すぐさま図案を作成。今年3月に承認を得て、どの消防団よりも早く、シャッターへの描画を実現させた。

 イラストには、消防活動に欠かせない情熱と水を表す赤と青を印象的に使用。団員の象徴として、両目を見開き、指示を飛ばすキャラクターを中央に配した。

 川崎臨港消防団の団員数は125人(11月25日現在)。定数130に対し5人不足している。山下さんは「地域を守る頼もしい姿を表現した。入団を意識してもらうきっかけになれば」と期待している。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

公示価格、上昇幅が拡大

公示価格、上昇幅が拡大

川崎区は商業地が8%以上

4月5日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook